眠い目を擦ってランタンに火を灯す
何も入ってないコップの中身を飲んで「水マイナス」を作る。
そしてそこに現世との理から外れた自分、つまり「俺マイナス」を用意する。
ここで注意しなければいけないのは「俺マイナス」に「水マイナス」を飲ませる、というのは意味が無いという点。マイナスにマイナスを足してもマイナス。
なのでここでは「×(かける)」を使う。そうつまり「俺マイナス」に「水マイナス」をぶっかけるのだ。ダバー
そうすると正負が入れ替わり、自分は水を飲んだという事実が残る。つまり、コップと自分さえ居て、それらのマイナスの作り方さえ覚えれば永久に水を飲むことが出来る。
恐らくこれは他の分野でも応用が可能だろうと推察している。
私の研究はまだまだ続く。
※この記事は学会に未発表なため、機密事項として取り扱ってください。
おしまい。